- 理容室にある、赤・青・白のサインポールの意味は?
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街で見かける理容室のサイン。赤・青・白のストライプがくるくると回っているもので、
サインポールと呼ばれています。
理容室のサインポールは世界共通で、日本以外の国でも同じ色のものを見かけることができます。
これはもともとヨーロッパで使用されていたものなのですが、実は由来ははっきりしておらず
有力な説が複数存在します。
よく聞くのは「赤は動脈、青は静脈、白は包帯」というものですが、動脈と静脈という発想が
サインポールが作られたとされる12世紀にはまだないということから
後付けの理由と考えられています。
最も有力なのは、理容師が外科医を兼ねていたときに、血が目立たないよう赤く塗った棒状の器具に
乾かしていた包帯が風でぐるぐると巻き付いたもの(が原型である)という話です。
その後、1745年に理容と外科を分離する法令が出され
理容室は「赤・青・白」、外科病院は「赤と白」の看板を出すようになったのだとか。
街中で理容室の看板を見かけたら、お連れの方に話してみると面白いかもしれませんね。
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